【トラリピ】NZD/USDの設定を可視化しました
本日はNZD/USDの設定を可視化しました。
先日CAD/JPYを可視化しましたが、正直やってよかったです。
可視化作業を行うことで、設定から外れたのがいつで、
その時の経済状況はどんな感じで、なにが要因で下落したかを調査することができます。
そのため、それらに関係しそうな情報を日ごろからウォッチングでき、
漠然とした暴落の不安なくトラリピを楽しめます。
ということで、やっといて損はなさそうなので引き続きNZD/USDもやります。
2007/5/7 - 2019/5/7までの長期チャート
青線 - 相場
濃青線- 売りいトラリピの設定
赤線 - 買いトラリピの設定
橙線 - ロスカットレート
緑 - 中央値
CAD/JPY同様にリーマンショックのタイミングで大幅に下落していますが、
その他の高金利通貨と比較すると金融引き締めの効果によりいち早く回復しているみたいですね。上記グラフからも1年程度で回復していることがわかります。
また、その後は好調を維持し、成長を続けるものの、
2014年にコモディティ価格の低迷や中国経済の失速などが原因で
利下げに追い込まれ、大幅下落となっています。
つまりNZDが大幅下落するパターンは複数あり、
・リーマンショック等の世界的なりセッション
・中国経済の失速
・原油等のコモディティ価格の下落
あとは2018年の金利据え置き発表なんかも要因ですね。
ということで、現在中国経済が失速傾向にあり、中国との貿易に依存度が高いNZは
先日の金利の引き下げ相まってしばらく下落傾向、もしくは現在の値周辺をフラフラするのではないかと勝手に予想してみますがどうでしょうか。
また、ロスカットレートは上下ともに2007年以降のチャートをカバーできる設定にしています。年々ボラリティが小さくなっていますのでここに構えておけば間違いないと思いますが、もし維持率がピンチになったら追加資金投入で頑張るしかないですね。
2016/5/9 - 2019/5/7までの3年チャート
青線 - 相場
濃青線- 売りいトラリピの設定
赤線 - 買いトラリピの設定
緑 - 中央値
チャート見る限り設定をいじる必要はないかなと思っています。
2018年の金利据え置き発表に伴う下落であったり、中国経済の失速等の不安材料もありますが、一時期は利上げの噂もありましたし0.62USDまで下がることは考えにくいのではないでしょうか。
その他の懸念事項はトランプ大統領のツイッターですが、
中国にやさしくしてあげてくださいとお祈りするしかありません(笑)
2018/5/7 - 2019/5/7の1年間チャート
青線 - 相場
濃青線- 売りいトラリピの設定
赤線 - 買いトラリピの設定
黒線 - 追加トラリピ(予定)
緑 - 中央値
下落傾向になるとか予想しておきながら
追加トラップの黒線はバッチリ中央付近に構えてます。
(わかりにくいですが・・・)
中央付近に構えた理由はチャートの予想ができないからです。
トラリピは長期運用で資産形成していく商品であり、
長い目で見たら中央の0.68USD付近にトラップを構えておくのが
最も効率的な投資になる可能性が高いと考えています。
(なんとも歯切れがわるいですが・・・)
ということで設定を可視化し、トラリピや相場に対する理解を深めることができました。少し時間はかかりましたがやってみて正解でした。